スタイリストに向けて

単価で最低1万円頂く理由。

毎日お客様がご来店されてありがたいですよね…

店の近くでほっと息抜き…

何気に12月より売上予測もはるかに上回る忙しさ。

僕は35歳という年齢と体力で毎日8〜10名様を担当させて貰ってます。

アシスタントもついてはくれていますが、基本的にはほとんどマンツーマン。

長く美容師をしていくためにはアシスタントに頼らないでも成り立つ仕組みを…という事でマンツーに近い形の代わりに給与が高くしています。

カット料金は5500円。

一緒に働いてるスタイリストも入社して半年ですが、70〜80万程売上を作れるようになってきています。

平均単価でみると1万円を超えてくるので、動員数と売上がほとんど一致する為、1日の動員数が10名なら10万円。15名なら15万円となり分かりやすいのです。

最低でも1万円は頂ける働きを…

昔からお店を出したなら1万は超えないと。という思いがありました。そこには理由があります。

理由は…

いつまでも沢山のお客様に担当出来る訳ではない。という事。

 

もっと噛み砕いて言うならば

 

自分で責任持って最後まで担当しなよ。

って事。

 

理由はこう。

少子化ですし、美容師不足ですし、働く側も体力も落ちてきますし…

アシスタントしてくれる子もうちみたいに奥さんが一緒に働いてくれてば、離婚しない限り安心ですけどね笑

若いうちはブレやすいからね。僕もブレブレだったし。

むしろブレた方が強く育つ部分もあるかもしれませんけどね。でも雇用している側だと困ります。

アシスタントが育つ、育たないより、スタイリストが責任持ってお客様を担当し、給与がきちんと支払われる事。

ここが最低限の部分。

想いに共感してくれてアシスタントで雇用したり、ずっとアシスタントでも給与を上げてあげれる仕組みも面白いと思う。

 

でもね。

 

最低限1万円貰える仕事が出来て月100名ご来店くださって、24日出勤だとしたら約1日4名担当すれば月100万売上スタイリストの完成。

 

うちはアシスタント使わない分バック率が高く、100で40万は給与に還元している。

昔の会社だと1日20名近く担当する働きをしてきた事もある。

とても勉強になる経験でした。

でも35歳でこれからも働き続ける。またそういうスタッフを作りたい。と思った時に

アシスタントがいないと成り立たない

若くないと働けない

気持ちの面でお客様を本心で綺麗にしたいと思えなくなる程働く(キャパ超え)

 

これは20代まででいいと思ってます。

30代からはオンリーワンで良いはず。その分仕事の質の対価としてお支払いして貰える額と給与が比例していないとね。

面貸しや低料金サロンも増えてます。

悪く言うつもりは全くないですし、色々な働き方があって良いと思う。

大切なのは…

 

美容師としてどこを目指しているか。

 

 

そこの部分は良く考えた方がいいし、環境や人のせいにしてはいけない。

自分で作り出すものだから…

 

ではまたー

タカオ

 

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