今日はコロナウイルスで変わった事を書いていきたいと思います。
僕が経営している現段階では正社員のスタッフ4名
フリーランスのスタッフが2名の状態です。
サロンは3席と5席の2店舗で5席の店舗はネットに出していないので
実質1店舗でのカウントだと思って下さい
実際にはどのような動きがあったのかを書いていきたいと思います。
ご新規のお客様の動きは?
ご新規のお客様が30名様前後は安定してご来店下さいますが、緊急事態宣言中の後の5月以降から
10名様程平均的に増加
しました。
でも既存のお客様もいらっしゃるので、お断りすることも多く…
肌感的には既存のお客様が少ない0スタートの状態なら通常のお客様にプラス30名様ほど増加するのでは?と感じるほどです。
どこのサロンもコロナでバブルを感じる事と思いますが、今までと集客の勢いの変化を感じました。
来店の理由は?
既存のお客様のリピートも多い中、ご新規様のご来店の内容として
A席数が少ない
Bスタッフが少ない
Cコロナ対策をしている
という理由が多いのですがどこのサロンもCは当たり前にやってますよね
A.Bに関しては元々プライベートな空間という意味では狙ってやった事ではあるのですが、意味合いが変わってきました。
『感染するリスクの低さ』という点でのご来店が増えたのはありがたい事なのですが、棚ぼた的な印象もありますね
マンツーマンで3席と5席の2店舗を運営していますが、両店がたまたまコロナにフィットした形になっているのがラッキー!と楽観的にだけは見れない感覚があり…
立地や家賃の高さ、多くスタッフを抱える事の人件費デメリットや、30代から40代以降からの地に足をつけて働ける環境を…という思考でいましたが、結果的にそこがウィズコロナになった今どうなのか?が問われる感覚があります。
美容師の働き方は?
僕の会社は少人数な事もあり、4月は様々な保証があり赤字も適度に抑えれた事もあり…
とにかく『安心』を優先した事もあって
緊急事態宣言中も休業にしましたし、5月は1日出勤、翌日休日の繰り返しで営業しました。
6月からは通常営業に戻しましたが、とにかくその間美容師さんの相談の連絡がきましたね〜
その中でも多い3つの質問が
「うちは休みじゃないのに何故ですか?」
「なんの説明もない」
なんならスタッフがクビに!?
がほとんどで3つ目に関しては正直驚きました
でもよそのサロンの事をとやかくいう事もないし、それぞれの会社で事情も違う
そうだねーと聞いてあげるくらいしかしませんでしたが本音で言えば
働き方の見直しが問われる
と感じました。今後例えワクチンが出来たとしても、インフルエンザの予防接種を受けてもインフルになってしまうのと同じで、
感染を0にする事も出来ませんし、受け入れつつも感染対策の出来ること。
働く環境をいかに整えるか?
適正なスタッフの人数のバランス
換気や消毒が行われる環境
マスクでの営業やソーシャルディスタンスを保てる工夫など…
ただそこが当たり前に出来る様になった上で本来ならエネルギーを注ぐべきポイントとしては
『お客様の満足度』と『スタッフの満足度』なはず。
コロナ禍の中、テナント募集中の空物件を見る度に
「こんなタイミングでどんな事業が借りるんだろう」
と率直に思います。
僕は駅前や家賃の高い物件に興味がありません。
何なら高い家賃のせいで、美容師が回転率(何分で何人みたいなノルマ)だの休憩が取れないだの、ビジネス的になり過ぎているのでは?と思う節があるくらい無駄だと考えていて。。
もちろん無駄は省くべきだし、削る部分は必要です。
ではその反面こだわる。もしくはかける部分はあるのでしょうか?
削りに削った先には何が見えるのでしょうか?
極限に削ったコストの状態で僕ら美容師は工場にあるベルトコンベアの上に乗ったお客様を捌くのが理想なのでしょうか?
それとも1人1人のお客様に気持ちを込めて、自分たちが自信を持ってプライドを持って一生懸命仕事が出来るのが理想なのでしょうか?
ビジネス的にやるなら前者でしょう
でもそんな働きばかりを提供しているから美容師がみんな力尽きてしまうのではないでしょうか?
リストラをしないとやっていけない仕組みに気付かないといけないのではないでしょうか?
僕は一緒に働く仲間を大切にしたい
自分自身にいつも問いかけつつも、経営者もスタッフも本当の形のwin-winの形を追求するべきタイミングなのかなぁ
と考えたりもします。
駅前や都心部では賃貸での物件の家賃などの固定費がネックになりますし、無事に過ぎれば良いのですが…
本社を地方に移転する会社も出て来ましたね
No Title
パソナが本社の主要機能を淡路島に移します。経営企画など約1200人が対象。淡路島では農業などを手掛けて既存施設があり、感染症対策を含めた事業継続計画の観点から移転します。#日経イブニングスクープhttps://t.co/hxfPBxgGce
話は逸れましたが、このコロナの先を見据えた働き方について書いてみました。
正解は何か…
とにかく今はコロナを凌ぎ、次に繋げていける働き方を模索しないといけませんね。
とにかく明るい未来に繋がれるように…
今日はここまで。
ではまたー
高雄
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