最近個人的に興味深い話しがあります
僕の奥さんの話しなんですが、彼女たちの世代はがっつりと
【ゆとり世代】
と言われている世代。
確かに入社してきた時に
「あげぽよー」
※テンション上がるわー的な意味
と聞いた時には時代の変化とついていけない自分の老いを確信した記憶があります笑
けれども個人的にはゆとり世代だと思われるのは嫌だと思っていて、僕としてはあまり○○世代とは思わないようにしていた。
結果的に彼女の世代も頑張っている方も多く、案外絶対辞めるって言われてたヤツ程しぶとく頑張っているもので…
それはどの世代もそうか。
それで僕の奥さんと奥さんの同級生がつい最近飲みに行った時の話しを聞いたんです。
僕の奥さんは今年で28歳。
奥さんの同級生が都内の美容室で今店長を任させれていたりする歳になってきてるそう。
んでもって店長などの管理者をする人もいれば、自分の時間も大切にしたいからフリーランス美容師になる人も増えているらしい。
まぁ僕もフリーランスで働いた事あるから分かるなぁと。
でも組織の良さもあるのよね。
美容業界ってどこかで
【自分達も面倒を見てもらったから、その分後輩を育てないと】
みたいな所がありましたが、今のアラサー世代からは
【自分達の時間】
価値観の違いや優先順位の違い
また働き方の選択が増えてきている事もあって、フリーランスでの働き方を好む方が増えているそうです。
個人的にはフリーランスが良し悪しのお話しをしたい訳でもないし、今のアラサー世代を否定したい訳でもありません。
僕自身も柔軟にいきたいと思っています。
うちも即戦力を今は求めていますが、会社として新卒のスタッフを育てていけるベースが整えば育成はしていきたいと思います。
美容師は一人前とまでもいかなくても、土台が出来上がるまでに時間はかかる職業。
特に技術的な部分より、人間性や内面的な部分が大切だと思っていて…
【人を喜ばせる仕事】
という面を本当の意味で体現出来る様になるまでは年月はかかると思います。
若い世代を早くデビュー出来る取り組みに今の美容業界は進んでいますから、無駄を省き結果にコミットする事も大切で若手育成の上手なサロンさんはそこが上手いですよね。
美容師の本質は
お客様を喜ばせる事。
また美容師が幸せである事。
ここはイコールだと思っています。
沢山のお客様が喜んで貰える事で職業として成り立ち、結果的に収入が上がるもの。
また同じ志を持った仲間が増えていく事で会社として組織として成長していくもの。
フリーランスというのは基本的には個人。
事務所に属さないYouTuberみたいなもので…
自分でPRが出来て、ブランディングと自己集客が出来る強みを持って成り立つもの。
ニューヨークの美容室では同じサロンの中にスタイリストによって料金が異なるそうで…
それと同じ様な形になってきているのかなぁった気がします。
少子化。
フリーランスなどの働き方の変化。
高齢化。
組織とフリーランス。
柔軟さや行動力がより試される時代だなぁと思いました。
最後に思うのはあくまでも個人的な目線のお話しですが…
フリーランスも組織的な美容室もなんとなく、20~30代の若い世代のお客様を軸に成り立っている様な気がするのよね。
個人的には40歳以上も働ける美容室作りがテーマ。
アラサー、アラフォーになったらどうするんだろうなぁ…って。
お客様自身も様々な理由で環境が変わる中でどうやってお客様たちに支持して貰えるのか。
また美容師自身が安定して、安心して働けるのか?
組織に属する事が安定でもないし…
フリーランスが絶対でもない。
僕としての使命としては
【安心して働ける環境を整える】
だなぁって。
変化のある環境の中でどう生き抜くか。
美容師が続けれる環境。
個々でそういった意識が持てる組織。
そんなイメージだなぁ…
とにかく全国の美容師さん。
頑張りましょう!
ではまたー
タカオ
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