最近凄く考える事があります
どうしたら美容師を続けるんだろうか?と。
続ける理由は人それぞれだと思います
やりがいに感じている人は美容師が好きという表現が正しいと思うけれど…
今はコロナ禍もあって多様性や新しい働き方が求められている現代
美容師さんが夜遅くに練習をしている様子を見てお客様に
「遅くまで大変だね」「美容師さんは大変」
とよく言われたのもそんな昔の記憶ではありませんよね?
休みの日には実費でモデルさんを呼んで撮影をして、センスを磨いたり、1人でも多くのお客様に知って貰うきっかけを作ったり…
知識を増やしたり、新しい技術を知る為に専門書を購入したりマネキンを購入するのも勿論です
自分自身の感性や知識を磨く為に美術館に行ったり、流行りのお店に行ったり、一流のお店に行ってサービスを受けてみたり。
フロアでもお客様の前に立つ時も、自分が春夏秋冬、1番自信の持てるヘアメイクでいる為に服やアクセサリーもお給料の中から購入します
朝晩練習
休日も撮影会や自分磨き
給料の中からもヘアメイクに投資
それって辛い事なのかな?
僕が昭和脳なのかな?と考えてしまう
練習に限っては最初は手が動かないし、覚える事が沢山あるけど、不器用な僕でも覚えていく楽しみやスキルが上がっていく喜びはシンプルに嬉しかった。
僕が通っていた学校ではワインディング専門学校かよ。っていう位ワインディングに力を入れていてみんな飲み込みも早いし、器用。
巻き終わると着席するんですが僕だけがいつも最後まで時間内に終わらないで立ちっぱなし。
竹刀やバットを振り込んできた僕は全く手が動かなかった…
初めて時間内に終わった時に先生とクラスのみんなが拍手してくれたんですが、美容師ってそんな感じの積み重ねじゃないかなと思ったりします。
自分が成長を実感出来るのはシンプルなところで、美容師はそれが分かりやすい職業だと思うし、合わせて人間的にも成長出来ると感じる
40近くになってより、昔教わった技術が成長出来ている事を実感できて今でも楽しいと感じます
そして年齢と共に人間性が磨かれていったり、理想的な自分に成長出来ていれば尚更
練習もそこそこでプライベートも大切にしたい
休みの日は自分の好きな事だけしたい
給料は自分の好きなものだけに使いたい
僕がお客様ならそんな美容師さんだったら嫌だな
もちろん昔と比べたら美容業界は無駄が多いのは事実
省くべき所は沢山あるし、会社としてもやるべき事は沢山あります
投資すべき所にはしないといけないのでは?
と思います
投資した分だけ自分に返ってくる
それなりならやっぱりそれなりだと思うしね
初めてワインディングを巻けた時から今になっても、上手くなりたいし、今はそれが人の喜びに繋がる事が明確だからやりがいも凄くある
そしてそこには常に人がいて気付かされるという事を今回声を大にして言いたい
クラスメイトの競争や応援
社会人になってからの同期や先輩
憧れたり、争ったり、ヘコんだり…
お客様から注意されたり、指名して貰ったり、急に来なくなって色々考えてみたり…
ポジションが上がればお客様だけではなく、お店全体だし、全てのお客様から全てのスタッフに真剣に向き合います
向き合う事が自分の成長になるし、成長を感じれるから美容師が楽しくて好きでいられるんだと思います
だからこそ美容師の本質は技術やトレンドだけではなくて、最後は人なのでは?と感じます
人に感謝出来る事
おばあちゃんみたいな事を言いますが、あながち昔の人が言う事は間違いない気がします
凄くいい事を言っていると思うのですが、自分の戒めとしてもそんな大人に、そんな美容師になっていきたいと思います
Maison 高雄
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