オーナーに向けて

美容師の働き方を見直すタイミング

6月のサロンオープンにあたり、バタバタで全然ブログ書けていませんでした。

7月はやるぞーとの事で、ふと最近思った事を書いていきます。

2018年現在の美容業界だと少子化で深刻な人手不足。

まぁ美容師だけではない事ですけども。

前社が8店舗ほどのチェーン店だったので、求人の大変さや厳しさ。時代性など色々勉強させて貰って肌で感じた事。

僕はその感じた事を独立した時に形にしています。

色々やりたい事はありますが、優先順位で言えばまずは経営が軌道にのる事。

軌道にのった後は…

スタッフを雇用する責任を持つこと。

それとほとんど同じ位にお客様に喜んで貰い続けること。

その次に…

将来有望なスタッフを育てていく事。

そんなイメージです。

むやみやたらにスタッフを雇用する訳ではなく、1人1人の美容師がやり甲斐や収入面もキチンと責任が持てるような経営をしたいと思っていました。

なのでマンツーマンでお客様とスタイリストが良い関係を持てるようなサロン作り。

Maisonが生まれました。

maisonはフランス語で「家」という意味と、オートクチュールという2つの意味があります。
 
お客様がまた帰ってきたくなるような暖かい空間。
1人1人の悩みに合わせたオーダーメイドの技術を。
 
スタッフにとってもいつでも帰ってこれる家のような存在でありたい。

そんな想いを込めたサロンになりました。

いざサロン経営をしてみるとスタイリストへのアプローチは自分も現場に立っているのでまだ気持ちは分かってあげれるのですが、最初に申し上げた通り、僕らが美容師を始めた頃と全く状況は異なります。

アシスタントの対してどうしてあげるべきなのか。

例えば給与。当時給与14万

研修期間7万

叩かれたり、蹴られたりは普通、

いじめもあったりなかったり

それでももって不安定。

「代わりは沢山いるから嫌だったら辞めろ。」

このフレーズは当時耳にタコでした。

今だったら人手不足だから辞められたら困るよね笑

でも見直されているのは良い事で

【普通に人として】

と考えたら研修期間7万とかあり得ないし、あれだけ働いて14万とかもやっぱないよね。

あり得ないぶっ飛んだ時代で学んだことも沢山あるから感謝してる所もあるんだけど、当時のオーナーさん達もそれが当たり前だと思ってたから、今思えばオーナーさん達も立ち上がって

「業界を良くしよう!」

というよりは

「こんなもんでしょ」

「そんな甘くないから」

としてきたのが、今時代の変わり目にきているように思える。

自分もオーナーしてみて、当時のオーナーさん達の事かんがえると鬼だなぁって思う笑

さぁこれからどうしてくか…

白紙に戻してどうしていくか。

僕らがどうしていくかの時代ですね。

ふと今日はそんな事を考えた夜でした。

ではまたー

タカオ

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