スタイリストに向けて

低価格のこの先について

今日のテーマは【これから先】について。

15年前に美容師を始めた時代と、2018年の現在とは働き方が全く異なります。

1000円カットを皮切りに低価格で駅から近く、働く側も業務委託で中には給与は日払いで

なんて働き方も増えてきました。

基本的には美容師のアシスタント時代が給与は決して高くないので、低価格サロンでもバリバリ働けば給与が4050万稼ぐのもそんなに難しくないですからね。

僕は大前提に低価格サロンに対して全く否定的ではありません。

何故かと言いますと、僕も2年ほど働いた事があるから。

業務委託サロンで働いた経験で言うと

23くらいの頃でした。

独立する先輩についていったら、まさかの給与0

金銭的にも精神的にも立ち直れず、辞めざる終えなくなってしまい憧れていた先輩に裏切られたしまった経緯がありました。

元々はそこのサロンは繋ぎで先輩が出店するまでに働いていたのですが、まさかのとんぼ返り。

結果的に今思い返せば沢山の学びがあって、本当に良い経験と出会いだったと思います。

お金の話しになりますが、当時アシスタントだった僕は14万円でした。

スタイリストになりたてで業務委託サロンで働き始めて、ベテランスタイリストに混ざってどれだけ自分が通用するか?

とワクワクして働いたものです。

場所も銀座という事もあり背伸びをしていた事も覚えています。

フリーな環境で練習もないし、当時若い自分に先輩方は可愛がってくれました。

色々なサロン出身のスタイリストさんがいるので、カットの仕方も違うし、薬剤に対してのこだわりも違う。

無邪気にどうやったらそんな風にカット出来るのかを沢山教えて貰ったり、盗んで見たり

お客様に入客出来ない日は無く、次から次へとお客様がご来店され、まるで売れっ子スタイリストの様な気分でした。

20代前半で30万は貰っていた時間帯

気づけば給与が30万は貰えていて(日払いなのであまり最初は気にしていなかったのですが)技術の向上と共に、もっと稼げるようになる為にはなんて思考になっていきます。

当時在籍していたサロンは出勤順にバインダーが並んでいて、ご来店されたお客様順にランダムに振り分けられました。

カットだとハズレ。

ロングメニューならあたり。

そんな雰囲気になっていきます。

ご指名の場合だとバインダーは動かす、通常であれば入客するとまた1番後ろに回されるのですか、ご指名の場合だとほぼすぐ入客出来るという仕組み。

ご指名が貰えるように

提案を沢山したメニューを追加

スピード重視

とどれだけ沢山お客様に入れるか。

また給与を上げれるか。

そんな世界になっていきました。

さっき書いた、カットならハズレ。ロングメニューならあたり。というのは具体的に言うと施術したメニューの45%が給与としてバッグされます。

カットが2000円なら900円。

カットカラーが4000円なら1800円。

縮毛矯正が8000円なら3600円。みたいな。

通常ならばご来店下さる事が有難い事で、チラシを配布したり、ハントしたりと必死の思いでお客様をご来店に繋げてきたのに、安さでお客様が続々とご来店される。

そして入客する行為事態をあたりやはずれなんて雰囲気で仕事をする環境

一度上がってしまうと中々下げれないのが人間です。

僕も気づけば40万円を超える時もありました。

それと同時に

「このままでいいのか?」

と自問自答する時間帯がありました。

そう。

僕の思い描く美容師像と働けば働くほど徐々にかけ離れていく感覚がありました。

今回僕が1番伝えたいのはココ。

自分がどうなりたいか?

なるようにしかならない。

低価格サロンの働き方が悪い訳でもない。

通常価格やチェーン店だから良い訳でもない。

僕は30代、40代以降の美容師としての自分がどうなっていきたいかでしかないと思っている。

スピードに特化した働き方より、技術や丁寧さが僕は大切にしたくて、意を決してすぐに辞めた。

あえて会社的で組織的なサロンを選び1からやり直した。

 

ただ低価格サロンの方がとてもシンプルだ。

やればやっただけ給与が貰いやすい。

しかもユニクロの様に低価格サロンさんもかなり色々な努力をしています。

はたして通常価格帯のサロンさんはこのままでいいのか?

チェーン店系から低価格サロンに移るパターンが多いそうです。

何故移るのか?お金だけなのか?

店長がピークでその先を提示出来ているか?

美容師として幅を広げてあげれているか?

家族が安心出来ているか?

自分のなりたい先がどこにあるのか

見えないのではなく、見ようとしていないのか?

はたまた見たくて見ようとしているのか

今一度聞いてみたい。

美容師として【これから先】はどうしますか?

価格帯だけではない部分でこれから先の美容師像が問われてくる時間帯かと僕は思う。

今日はここまで。

ではまたー

 

タカオ

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