20205050
この数字を聞いて皆さんはどう思いますか?
ズバリ!
2020年は50代が50%になるというデータだそうです
※ボランティアで老人ホームにカットしにいった時の一枚。
あと2年…
高齢化社会問題も我々美容師が直面する問題でもありますよね?
単純にお客様の世代が上がることも意味しますが、働く美容師の平均世代が変わることも意味するのでは?と思っています。
僕の感覚だと20代の美容師はトレンドや今っぽいデザイン、いわゆる流行りをどれだけセンスよく提案できていたか?または施術できていたか?だった気がします。
美容師自体が30代40代になると今まで通り流行やトレンドをご提案していればよかったのでしょうか?
もちろん若い時代のお客様を得意としているサロンはそれでいいと思います。
または技術ではなく、若い世代を育成するポジションの方は後輩育成やマネジメント得意とするのも良いでしょう。
ここでイメージして欲しいんですけど…
一つの美容室で仮に100人社員がいるとします
仮に1店舗10名とします
店長が10人だとします
マネージャーが2人だとします
ディレクターがいたとします
さて他のスタッフはどこを目指せばいいと思いますか?
よく考えて欲しい。
会社に骨を埋めてどれだけやっていけるのか。
また会社がどこを目指しているのか。
技術やおもてなしがどのお客様に響くのか…
そこのベクトルを合わせていく事はとても大切になるのでは?と思います。
僕が25まではオシャレでかっこよくて他の美容師から見ても「あいつすげえじゃん!」そう思われるようになりたい!と言うある種のエゴが強かった。
負けたくない。うまくなりたい。認められたい。そういった承認欲求を満たすために働いていた修行時代があったように思えます。
※当時のクリエイティブ撮影などと撮影はそういった情熱が突き動かしていたのかもしれません。
決して それが無駄だったとは思えませんし、遠回りしてきた事もたくさんの学びになったと思います。
大切なポイントは…
これからの時代は若いお客様を喜ばれるのが全てか?という訳ではなく、両方の軸を持つ事。
コンテストやクリエイティブな事。
自分より目上の方や大人世代を視野に技術やおもてなしを学ぶこと。
この両軸を必ず持つ事。
トレンドを追いかけている事でしか満足出来ない美容師にならず、ベーシックなデザインだけ提供する美容師に満足する事もなく…
その両軸が混ざった所にこれから先があると僕は思う。
だって大人世代のお客様を見てたら意識的には確実に若返ってるし、新しいテイストを好んでるよね。
今まででもダメだし、これからでしかないよね。
というお話し。
さぁあなたは2020 50 50をどう受け取るか。
出来れば前向きに。出来ればチャンスにしていきたい。そう思います。
ではまたー
タカオ
この記事へのコメントはありません。